自作をやってるとよくメモリの相性って聞くことがあると思います。
これはPC3-12800ならPC3-12800で規格は合ってるけど、なぜか動かない。といった症状のことです。あるマザーボードでは動作しないけれども、ちゃんと動作するマザーボードもあるので壊れているわけではないんですね。
アマゾンのレビューなんかでもみることがあると思います。
ただなんでもかんでも相性というのは間違いで、かなり多い事例としては4Gbitチップが読めない世代のMBに4Gbitのチップが搭載されているメモリを使って動かないという例です。
intelのcore iシリーズ、初代のi7 860などの型番が三桁世代のパソコンではこれ使えません。
いま売っている4GBのメモリはだいたいが片面実装、つまり4つのチップで構成されているので4Gbitのチップを採用したモデルです。これをかって動かないという話は正直耳にたこができるほど聞きました。
メモリを買うときはいろいろと知らなかったトラブルに出会いがちなので、相性保証をつけられるお店でかうのがおすすめです。
あとVGAの相性、これもそれなりにあります。
PCIExpressのバージョンが違うことによって起こる相性、たとえば2.0のMBの3.0世代のVGAを挿して動かなかったという話はあまり聞きませんが、1.1に3.0というのは結構厳しい様子です。
あとはこれはあまり知られていないような気がするのですが、VGAの中にはPCIeの世代の問題ではなくて、UEFI非対応の古いMBだと動作しないモデルが最近のカードには存在するようです。
これについては詳しくわかってないのですが、新しいカードがすべてだめというわけではなくて、同じチップを採用していてもメーカーによってダメだったり、Sapphireの一部モデルのようにBIOS切り替えスイッチがついてる場合もあります。
MBがUEFI対応していない世代の場合、GTXだと600番台の一部ではUEFI採用モデルがあるため、500番台までなら安全なようです。
実際にトラブルを聞いたのはX58だったかな…。
世代が離れたパーツを買うときはよく下調べをして注意しましょう。